任意整理のメリットとデメリットを知らないと大変な事に?!

どうにもならなくなった時は・・・
借金の返済金額が少ない人であれば、債務整理の中でも最もリスクが少ない任意整理がおすすめです。
任意整理とは債務整理の中でも最もリスクを抑えながら「あなたの借金を減額する事が出来る」整理の方法である事から、過剰な金利負担からも解放されやすい整理方法です。
それに最近のリサーチ結果によると、約200~300万人もの人が「借金問題で悩んでいる」というリサーチ結果が出ていることも確認できています。
しかも借金問題で悩んでいる人の中には、自殺をしてしまったり夜逃げをしなくてはいけない人達も数多くいるのも現実的な話なのです・・・。
その様に追い詰められてしまう前に「法律家に相談して借金の債務整理を考える」ことを優先した方が良いのですが、どうしても踏み切れない人が多いのです。

負債額が140万円以内であれば任意整理にした方が良い?!

この記事では140万円以内の借金を対象にして記載していますが、例え140万円以上の大きな借金であったとしても「法律で整理できない借金は存在しない」という事は事実なので、140万円以上あるからと言って決してあきらめないでください。
ですが、この記事は任意整理についての詳細などを記載していこうと思っていますので、任意整理のメリットは勿論もちろんですがデメリットになってしまう事も含めてみていきましょう。
それでは「任意整理のメリット」から見ていきましょう。
そもそも任意整理が1番効果的な働きをしてくれるのが「140万円以内の債務」になる訳ですが、以下のような事がメリットになってきます。
・裁判所を通さずに司法書士先生や弁護士先生が貸金業者(消費者金融など)と交渉をしてくれる
・あなたの返済負担が軽減される
・任意整理をしたことが周囲に知られないまま完了する
・司法書士先生や弁護士先生に任意整理の依頼をすれば、直ちに督促が来なくなるように最善をつくしてくれる
・高い金利の負担や今後の利息はカットされる事がある
・自己破産や個人再生のように情報機関に掲載される事がない
・自己破産のように職業制限や資格制限もないので職種は選べる
・概ねの消費者金融が対象となっている
・同時に過払い金の見直しもしてもらえる
任意整理をする際のメリットとしてはこんな感じになりなす。
こうしてみる限りでは、余りデメリットがあるように感じられませんよね?
ですが実際にはデメリットも存在しているのです・・・。
なのでこれから、デメリットも見ていきましょう。
・保証人付きなど特定の貸金業者(消費者金融など)は対象外になります
・5年程度はブラックリスト(信用情報機関)に載ってしまいます
・新規のお借り入れやカードを発行する事はできません
・各種ローンを組む事は出来ません
・借金の全額もしくは一部が強制的に免除される事はありません
これらが任意整理に関するデメリットなのですが、リストに載ってしまったり、カードの発行やローンを組めなくなる事はどの債務整理を実行するのであればもれなく付いてきてしまうデメリットなのです。

任意整理では対応できない借金もある?!

但し、他の整理ではブラック期間が10年近くあるのですが「任意整理の場合は5年程度」と半分の期間でリストから削除される可能性があります。
これに関してはある意味ではメリットと呼べるのかも知れませんが、保証人付きの借金だったりすると対象外になってしまう事があるのは、正にデメリットと呼ばざるを得ませんね(汗)
そして最大かも知れないデメリットは「強制的に免除される」可能性は全体的にあり得ない事があるという事になりますね。
万が一このデメリットに該当する場合には、任意整理ではなくて個人再生に切り替えて考える必要があります。
その免除されない部分を、滞りなく返済していけるのであればその限りではないのですが、140万円の中の大部分がそうだとすれば必然的に「任意整理ではなく個人再生」を選択しなくてはあなたの借金を軽減する事は出来なくなってしまいます。
当然ですが、幾ら額面が少なくても個人再生をすると言う事は「メリットもデメリットも」あるので、その辺りは別の記事で書いている「個人再生のメリット」に関する記事を読んでください。
タイトルとURLをコピーしました